魚卵判定装置

概略仕様書

1.概要
本装置は魚を開腹することなく、魚卵の(タラコや白子等の)種類あるいはすでに産卵が完了しているかどうか等の判別を分光学的に行う実験装置です。
白色光源を魚の腹部に集光照射し、その透過光あるいは反射光、散乱光を分光器に導入、スペクトルを測定することができます。魚卵だけでなく、類似の目的で使用することもできます。

2.構成
魚卵判別装置は以下のユニットから構成されます。
1)白色光源及び導入系
2)集光光学系
3)試料台(XYステージ)
4)分光器及び導入系
5)分光器制御及びスペクトル解析ユニット(ノートPC)
6)筐体及びケース

3.各部の機能と仕様
魚卵判別装置は以下の機能と仕様を有しています。

1)白色光源及び導入系
試料を照射する白色光として100Wハロゲン光源を用います。反射測定の場合は上方から、透過測定の場合は下方から照射できるように、ライトガイドにより導入します。

2)集光光学系
試料へ白色光を集光照射すると共に、試料からの反射光、散乱光、透過光はレンズによって集光され、分光器導入光学系に導かれます。

3)試料台
試料(魚)を載せる試料台はXYZ方向に動かすことができ、試料の各部位を測定できます。

4)分光器及び導入系
集光光学系により集光された反射光、散乱光、透過光は光ファイバーにより小型分光器に導入されます。分光器は可視から近赤外領域の分光スペクトルを測定することができます。

5)分光器制御及びスペクトル解析ユニット
分光器はノート型PCとUSBケーブルで接続され、スペクトルの取得及び各種演算が可能です。得られたスペクトルを比較することにより魚卵の種類の判別などができます。

6)筐体及びケース
全体の光学系を保持する筐体を有し、またスペクトル測定に妨害となる外からの光を遮蔽することができます。

魚卵判別装置光学系概略図

魚卵判別装置光学系概略図

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