会社案内

ごあいさつ
代表取締役 池田-照樹「専門である光分野においてモノづくりを極究めたい。独自の技術を開発したい」との思いが募り、2001年に株式会社フォトサイエンスを設立致しました。

「フォト」という社名から写真関連の企業だと思われがちですが、「光」を紫外線から赤外線までの波長に分け、それぞれの波長と分子や原子との相互作用を見つけて応用する光学機器メーカーです。

大手光学機器メーカーとの大きな違いは、最先端研究を支援するための実験機を試作・開発している点です。
不特定多数の研究ニーズに応じるのではなく、最先端を駆ける特殊なニーズに応えたいと考えております。

弊社の優秀な技術者自らがお客様と直接やり取りすることで、効率的な開発を実現しております。
また、私自らも研究者との打ち合わせから開発まで一貫して携わります。

細かなご要望にもその場で対応が出できて、迅速に仕様が決定できるからこそ、効率的に開発が進められる。
これが私の理想とするモノづくりの在り方です。

社会に寄与する技術を生むべく、最先端の研究開発に挑み続けます。


 

事業概要

1.共同研究及び開発
弊社は主として大学等の研究者の最先端研究を支援する実験装置を開発・試作しています。
以下に共同研究及び技術開発のいくつかの例を挙げます。

早稲大学及び東京医科大学との共同研究
・中赤外領域の光を用い、非侵襲・非観血的に血液中のグルコース濃度を計測する装置を開発しています。早稲田大学と共同で特許を取得しています。
・経済産業省の「地域新規産業創造技術開発費補助事業」として行われた「中赤外線を用いた高精度小型非侵襲血糖値測定装置の開発」に関して、十和田オーディオ様が受託(平成17,18年度)し、弊社は早稲田大学とともにその基本設計業務及び装置の評価を担当しました。その後、重度の糖尿病患者を対象とした(血液を採取しない)測定装置の開発をめざしています。

徳島大学工学部との共同研究
「分析計測用光源に関する研究」を共同で行っています。蛍光分析の光源としてLED、LD、Xe光源の変調機構や光学系の試作開発を行ました。
「キセノンランプ駆動装置、光源装置、分析装置、顕微鏡並びに診断装置及び方法」を特許取得しました。

2.技術開発
近接場光微弱偏光検出技術の開発
DVDなどの高密度光記録装置の実験装置として、近接場光を用いた微弱偏光検出技術の開発を行いました。
代表者は過去に科学技術振興事業団の委託開発で「近接場顕微分光装置の開発」を行い、類似技術として克服してきました。

分光計測目的の高温下高分子フィルムの高精度延伸技術の開発
高温下では所望の延伸率を高精度で保つことは大きな困難が伴い、更に分光計測が行えるようにするには大きな制約があります。
弊社では高温下で延伸しながら顕微ラマン計測を行い、高分子の構造解析が行える装置を開発しました。

レーザー誘起蛍光法による超高感度NOx計の開発
NO2のレーザー誘起蛍光 (LIF)を観測することによりNO2を選択的に簡便に測定できます。
弊社は時間分解蛍光測定を行うことによりレーザー光の散乱の影響を除去し、光子計数法によりNO2の蛍光を高感度に検出するシステムを都立大学とともに開発しました。

3.取得特許
1) 特許番号:第7438855号 (アメリカ合衆国特許登録済み)
  発明の名称:グルコース濃度測定装置

2) 特許出願の番号:特願2002-158042 (特許登録済み)
  発明の名称:トレハロース無水和物の生成方法

3) 特許出願の番号:特願2002-318025 (特許登録済み)
  発明の名称:キセノンランプ駆動装置、光源装置、分析装置、顕微鏡並びに診断装置及び方法

4) 特許出願の番号:特開2010-217097 
  発明の名称:グルコース濃度測定装置

5) 特許出願の番号:特願2010-284159 
  発明の名称:コレステロール濃度測定装置

4.技術解説

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